2024年度大学案内
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『子どもたちが頼りにできる大人』になりたい…、私が福祉に関心を寄せたきっかけは、そんな想いからでした。自分の経験を踏まえると、子どもが認識する世界は大人が想像するよりも狭いと考えます。だからそのような視点でもって、困っている子どもたちの力になりたく、その形として「社会福祉士」を取得し、今後に繋げたいと考えました。資格を目指す上での大学選びでは、社会福祉士の合格率が高いことやスクーリング授業が充実していること、そしてその会場が車で通える範囲であることなどを軸に検討しました。中部学院大学はこれらにマッチし、さらに履修の形が選べる科目があるなど、単位が修得しやすそうなところも魅力的でした。大学で得た学びについてはとても満足しており、感謝しています。というのも、私は福祉に関しての情報が少ない中で入学したので、どの科目の学習も大変でした。そんな中で頂いた先生方からのアドバイスや職員の方による学習支援は本当に助かりました。また実習科目は人生の転機となる学習となりました。課題の中で偶然、就労移行支援施設『B型事業所』を経験したのですが、そこでの利用者支援が新鮮で、「私が求める支援の形だ!」と直感しました。このことがあり、実習は迷わず就労支援施設を希望。先生や職員の方にフォロー頂き、満足のいく実習が行えました。その縁もあって今は実習でお世話になった法人の児童発達支援施設にて勤務しています。現在は児童発達支援施設で、様々な形で生きづらさを抱える子どもたちの発達支援をしています。ちょうど人格が形成される時期に携わるので、とてもやりがいを感じます。子どもたちの自立を促す場面では、写真や文字、言葉を用いながら環境を整え、少しずつ成長を見守ります。子どもたちの■かな成長が垣間見られたときは、とても嬉しく感じます。私はこれからも児童だけでなく、就労支援など様々な支援に携わると思いますが、大学での学びを基盤に、利用者やその家族に寄り添う活動をしていきたいです。そんな私で偉そうなことは言えないですが、進学に迷っている方がいたらぜひ一歩踏み出してほしいですね。新しい世界がきっと見えるはずです。卒業生「社会福祉士」に込めた想い人生の転機となった実習大学での学びが仕事のやりがいへ05 Chubu Gakuin University 2024葛島 ゆりなさん(くずしま ゆりな)2021年度卒業岐阜県岐阜市 在住勤務先での職種:児童指導員取得学位:学士(社会福祉学)取得資格:社会福祉士 大学で巡り会えた人生の転機卒業生の声

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