2024年度 学習ガイドブックⅠ
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テーマ1(第1回提出課題課題1の作成に向けて)生命倫理◆教科書・参考文献について・・教科書(1)『生命倫理学を学ぶ人のために』加藤尚武・加茂直樹(世界思想社1998年)◆科目の内容について・・・「生命」はすべての人々にとって重要な事柄であり、生命に関する問題はすべての人々の関心事である。しかし、近代科学が確立して以降、一般に、生命について「正しく」「まじめに」考えるときには、生体に関する科学的に正確な事実にもとづく医学的な議論を行うのが当然とみなされている。本科目で主題とする〈生命倫理〉は、生命の問題に倫理学の視点からアプローチする試みである。しかし、それは、医学や生物学に独占されていた生命の問題を、倫理学が略奪する試みであってはならない。そうではなくて、〈生命倫理〉は、生命の問題を広く人々が考えるための導きの糸、それも、特定の学問分野の専門家としてではなく、具体的な社会的・文化的な地平のなかで生きる普通の人間として考えるための導きの糸でなければならない。本科目では、この視点から、生命倫理の基本的な用語を受講者に理解してもらい、その理解に基づいて具体的な事案にそれぞれの受講者が対応するのを手助けする。◆学習をすすめるために・・・1レポート学習の「テーマ1」と「テーマ2」は、扱うトピックが異なるだけで、学習の方法は同じです。学習者は、それぞれのテーマで指定したテキストの箇所を、「解説」であげているキー・タームごとに要約してください。それらのキー・タームには、生命倫理の基本的な用語が含まれています。用語を理解するということは、その用語を使って自分の考えを表現できるようになることです。提出課題で、自分が用語を使えることを示してください。2「テーマ3」と「テーマ4」では、学習者が「テーマ1」と「テーマ2」で扱った基本用語を理解しているという前提で、指定された課題を自分なりの意見を交えながら再検討する作業を行います。現代では、ほとんどの生命倫理的事案が完全な解決に至っていないし、生命倫理の意義も完全に確定されていません。したがって、学習者は生命倫理的課題を自分に向けての問題提起として捉え直す必要があります。レポート学習で学ぶ範囲生命倫理の概要と基本的な用語の理解(1)担当教員名長縄順4単位選択13006100RRT

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