◆学習をすすめるために・・・「社会調査とは、一定の社会または社会集団における社会事象に関するデータを、主として現地調査によって直接蒐集し、処理し、記述(分析)する過程である」(教科書P3)ことから、具体的には、本科目では、受講生が日頃から疑問に思っている社会問題、福祉的課題(福祉ニーズ)を明らかにするために、実際に社会調査を実施することを想定し、個々の社会調査の目的によって、対象地域(集団、個人)によって、どのような調査を行えばよいか、①調査テーマ・調査対象の選び方、②調査方法(量的調査or質的調査)、③調査結果の分析・記述という社会調査の基礎となる理論・方法を学ぶことを目的とする。そのために、既存の調査報告書を検索し、量的調査における調査票の作成、また質的調査については聴き取り調査の実際を学習してほしい。*量的調査の参考としては、『社会調査法入門』(盛山和夫著有斐閣ブックス2008)、『新・社会調査へのアプローチ(調査と方法)』(大谷信介他著ミネルヴァ書房2013)、官公庁、研究機関等がWeb上で公表している調査報告書を参照。*質的調査の参考としては、『よくわかる質的社会調査技法編』(谷富夫他編著ミネルヴァ書房レポート学習で学ぶ範囲教科書第5章社会福祉調査の流れ第7章量的調査の種類と方法第8章質問紙の作成方法と留意点第9章質問紙の配布と回収説(1)量的調査とは、一般的に質問紙(調査票)を用いる統計的調査法を指します。ここ(2)社会調査を実施する前に、先行研究や先行調査資料を収集するためにデータベース教科書第4章社会福祉調査における倫理と個人情報保護テーマ1(第1回提出課題課題1の作成に向けて)テーマ2(第1回提出課題課題1の作成に向けて)解2009)を参照。量的調査の方法を理解するではまず、調査の目的・方法・種類について学習します。次に、量的調査の実施方法として、仮説の作成、調査対象者の選定(サンプリング方法)、質問紙の作成、質問紙の配布と回収、回収された調査票の分析という一連の統計調査の実施の流れについて学習します。の検索をします。なせならば、これから実施する自身の設定した調査テーマの研究動向、調査目的の妥当性、実施しようとする調査の位置づけ・目的の明確化、調査方法や調査項目を検討する上で重要な参考資料となるからです。課題に取り組みにあたり、インターネットを用いたデータベースの検索についても学習してください(総務省統計局HP、各自治体のHP、シンクタンクや調査会社のHPなどで公開されている各種調査統計等も参照)質的調査の方法を理解する第6章量的調査の意義と目的第10章量的調査の集計と分析-2-
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