2024年度 学習ガイドブックⅠ
251/332

【レポート学習で学んで欲しいこと】第11章質的調査の意義と目的第13章質的調査のデータ整理と分析社会調査の種類には量的調査と質的調査の2つの方法があります。量的調査は調査目的から実査、収集した調査データの処理・分析をとおして調査の仮説を検証するという法則定位的な方法を用い、客観的なデータ分析に重点をおきます。一方質的調査は、調査目的・対象の理解の仕方、方法論などアプローチが多様になります。その理由は、質的調査が社会問題等の様々なテーマに取り組むだけでなく、量的な把握が困難な多様な人々を調査対象とし、その個々人の主観的なものの味方に重点をおくという理論的背景があるためです。ここでは調査目的、調査テーマ、調査対象者の選定、多様な調査方法、データ分析など一連の質的調査の理論的アプローチについて学習することで、質的調査の主観的理論について理解を深めていきます。解説社会福祉分野において、社会調査がなぜ必要なのかといった社会福祉調査の意義について理解して頂きたいと思います。また調査を行うにあたって必要となる倫理的配慮及び個人情報の取り扱いについて十分に認識して頂きたいと思います。テーマ1については、量的なデータ分析の結果が適切に社会に還元されるためには、量的調査方法の一連の手順を正確に学習し、入念に調査計画書を作成することが重要であることを理解して頂きたいと思います。またテーマ2については、質的調査は、量的調査ですくい上げることができない小さな声を社会に届けるために必要な調査であることを十分に認識し、一連の調査手順を踏んで丁寧にデータ分析することの重要性を理解して頂きたいと思います。◆科目修了試験に臨む前に・・・形式レポート形式アドバイス出題範囲は教科書の内容からですが、教科書以外では、新聞やニュース等で報道される世論調査の質問項目や調査結果に関心を持って頂けるとよいと思います。第12章観察法と面接法参照物すべて可-3-

元のページ  ../index.html#251

このブックを見る