【レポート学習で学んで欲しいこと】もらいたい。そのほか、精神疾患に特有な感情障害や意欲障害に関する治療法として行われている作業療法についても学ぶ。対人関係の障害が見られる精神疾患については、SSTなどが行われるので学ぶ必要がある。また社会的な受け入れが進んでいないために再発が見られることから、社会療法について学びながら、精神障害からの回復に必要ないわゆる「受け皿」についても踏まえ、これらの充実を図るために住民に意識改革の重要性と、法改正による制度改革が重要である点について学ぶ。精神保健福祉士として活用できる精神医学を学ぶことが目的なのであって、ミニチュアの精神科医になってほしいと思っているわけではない。したがってテキストを通じて精神医学に触れるばかりでなく、参考書として示したいくつかの本を通じて精神保健福祉士として考えるべきことを学んでほしい。とはいいながら精神科医としっかり話し合えるようになるためには、対する精神科医がどのような人間観をもち、さらにどのような診断基準で精神障害者を考えようとしているかを見抜けるようになければならない。そのためにはかなりの精神医学的知識を求められることになる。レポート学習で学んでほしいポイントとはこのような点である。もとより国家試験に合格してほしいが、精神障害者と向き合うためにはどのような人間観が求められるのかということを教科書以外からも是非とも学んでほしいと考えていることを伝えたい。◆科目修了試験に臨む前に・・・形式レポート形式アドバイス出題は精神障害にかかわる全般的知識を問うものとするほか、特に精神保健福祉士としての業務に関係するテーマを出題する。参照物が「すべて可」なので、記憶よりも理解を主とした評価をする。教科書を何度か通読し、主要なテーマについておおよその理解をしておくこと。参照物すべて可-4-
元のページ ../index.html#300