【レポート学習で学んで欲しいこと】テーマ3こに記されている人間の寿命はまるで夢のようですね。創世記6章5節~9章17節は「ノアの箱舟(洪水)物語」です。これはかなり長大な物語です。まずは荒筋をつかむ気持ちで一回読み、二回目は気づいたことや疑問に思ったことをノートしながら読むとよいでしょう。続く、9章18節~29節は「ノアの泥酔物語」ですが、素直に感想をメモしておいてください。「原初物語」の最後は「バベルの塔物語」(11章1節~9節)です。この物語には「技術文明」に対する批判が込められていると言われますが、皆さんはどのように読まれるでしょうか。繰り返しますが、福音書の「イエス物語」と創世記の「原初物語」いずれも、ストーリーの流れを把握していただきたいことと、物語を素直に読んでいただき、頭に浮かび心に思ったことや疑問をそのままメモにしてスクーリングにお持ちください。そうした疑問点を出し合うことで、共に学ぶことができます。あなたが考えたり思ったりしたことには、クラスメートも共有するものが含まれているでしょう。また、誰も気づかなかったことにあなたは気づかれたかもしれません。そうであれば、ぜひ教えてください。クラスで分かち合って、さらなる学びにつなげましょう。そうしますと、課題の読解は、一回読んでOKとはいかないでしょうね。少なくとも、一回目は素読。二回目はメモ/ノートを取りながら、ということでしょう。スクーリング学習で学ぶ範囲教科書新約聖書テーマ3では、課題1で取り組んでいただいた福音書物語をアクティブ・ラーニングの解説形式で学んでいきます。まず、受講者それぞれが課題1で挙げた疑問点について、集約します。それらを全体で共有した後、今度は講師から、それぞれが有するイエスやキリスト教のイメージについて問題を提起します。その上で、下記のポイントに従って講義を行いますが、一つひとつのポイントに関わる受講者の疑問に必ず答えるよう努力いたします。(講師の力量から答えることができない問いについては、講師ならびに受講者の人生の宿題となるでしょうか。)取り上げる内容は、最初に歴史学的にイエスの実在性について検討した後、イエスの活動を「弟子たちの多様性」「癒し活動」「食事活動」の3つのポイントでお話しします。そうした活動は当時の社会的規範に挑戦する内容でしたので、イエスは宗教権力者からの妨害や迫害を受けました。それに対して、イエスや弟子たちは異議を申し立て、非暴力的に抵抗しました。(「非暴力直接行動」)イエスの教えについては、2つのポイントしか取り上げることができません。まず、「隣人愛の教え」です。この教えは、民衆に分かりやすいように「善いサマリア人のたとえ」として展開されましたので、それも取り上げます。さらに、イエスの教えの中でも実践するのが最も難しいと言われる「愛敵の教え」について、ML.キング牧師(1929~1968)他の理解を通してお話しいたします。イエス・キリスト②
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