2024年度 学習ガイドブックⅠ
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テーマ1(第1回提出課題課題1の作成に向けて)名な聖書テキストの紹介と、古代に書かれた『聖書』を現代人が読むための解釈視点の提案がなされています。第2部「イエス・キリスト(聖書)の人間観」がいわば本論です。子ども観、老人観、女性観、病気・障がい観といった構成で、イエスの人間観がローマとユダヤ教の人間観と対照されながら描かれます。第3部は「補講」ですが、どちらの章も、今の時代、宗教について考えるときに必須となる課題を短くではありますが、紹介いたしました。受講生の皆さんは、まず、第1章「キリスト教福祉思想の原点」から読み始めていただき、その後、第9章「なぜ、キリスト教を学ぶのか」に飛ぶとよいと思います。その2つ章を読んだ感想を自分の中で確かめた後、第2章、そして第2部(3~7章)へと進んでいかれることをお奨めいたします。テキストで挙げました引用文献は、一部の論文と欧文資料を除いて、そのほとんどが本学図書館に収められているものです。出典を確かめたり、さらなる学習を進めたい方は参照ください。講師は基本的に、本学にある資料だけを参照しながらテキストを書いたわけです。皆さんの論文執筆の参考としてください。レポート学習で学ぶ範囲教科書第1章キリスト教福祉思想の原点第2章聖書を理解する視座(パースペクティヴ)第1章では、後のキリスト教世界の社会思想、人権思想、福祉観に決定的な影響を与えたイエスの教えと活動の中から、「隣人愛」や「最も小さな者」の教えなど、特に有名なものを「原点」として紹介します。そこでは、当該聖書箇所の一般的解釈から踏み込んで、イエスの自己理解と他者理解の真髄に接近したいと思います。解説続いて第2章は、古代に書かれた『聖書』を現代人が読むための視点の提供です。聖書には素晴しい教えが書かれている一方、他民族や他者への暴力、女性に対する差別を肯定、助長する言辞が散見されます。そうした「困難なテキスト」はどのように理解したらよいのでしょうか?この学びは今日の「原理主義的宗教」をどうとらえるかにもつながります。※指定テキストの訂正箇所について教科書『イエス・キリストの人間観』の以下のページについて訂正がありますのでご確認下さい。(正)・・・前略・・・modestlifeandisconstantinfaithandloveandholiness.(誤)・・・前略・・・modestlifeanisconstantinfaithandlovedandholiness.(正)・・・前略・・・平安時代の記録(『本朝世紀』)に、・・・後略・・・(誤)・・・前略・・・平安時代の記録(『本朝日記』)に、・・・後略・・・P42上から4行目P62上から15行目キリスト教福祉思想の原点と方向性

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