2024年度 学習ガイドブックⅠ
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【レポート学習で学んで欲しいこと】繰り返しになりますが、大切なことは考えることをやめないことです。ボランティア活動も社会も、それぞれに固有の感じ方をする私たちが出会い、考え、創り出していくものです。教科書で幾度も指摘されているように、現代の社会では従来の価値観や解決方法では解決できない多くの課題が顕在化しています。それらを創り出したのも解決することができるのも私たちです。ボランティア活動という営みを通して、現代の社会と未来を展望してください。そして、あなた自身は何をすることができるのか考えるきっかけとしてほしいと願っています。それぞれの章の学びの視点、ねらいなどについては上記のとおりです。具体的に紹介しましたので、それぞれの章を読む前に上記事項も読み返してほしいと思います。上記で紹介したこと以外には、教科書の各章の終わりに「読者の皆さんへの質問」があります。各章を読み終えたあとに「質問」の答えを書き出してみてください。その積み重ねが、みなさん自身の考えを深めるための役に立ちます。また、「質問」に続いて各章の重要語句を「ボランティアを読み解くキーワード」として掲載しています。ただし、紙面の関係で重要語句のすべてを紹介してあるわけではありませんし、説明も簡略化されています。用語事典なども活用して理解を深めてください。この教科書は、各分野でボランティア活動に関わる方たちが分担執筆したものです。表紙裏に執筆者一覧が掲載されています。各章ごとに筆者を確認し、読み進めてほしいと思います。現在は大学などの研究機関に所属している執筆者も、かつてはボランティアコーディネート業務に従事するなど、現場に深く関わっており豊かな実践経験を背景に持っています。「はじめに」にもあるように、本テキストは各章に体温や熱意、思いが込められたものになっています。それぞれの筆者のプロフィールについて調べてみると、各章で述べられていることをより具体的に理解することができるかもしれません。各章末尾には、それぞれの筆者のコラム「私にとってのボランティア」が掲載されています。活動のフィールドや体験はさまざまに異なっているのに、コラムに書かれている思いには驚くほど共通するものがあります。それは「ボランティア活動の本質、役割」にもつながるものではないでしょうか。◆科目修了試験に臨む前に・・・形式レポート形式アドバイス修了試験には、教科書から得た知識をふまえ提出課題に取り組む中で到達した考え方とその根拠について問うものと、ボランティア活動支援の視点を問う問題を一題ずつ出題します。現代の社会におけるボランティア活動の意義、社会のなかで求められる役割、行政や企業との役割の相違やパートナーシップ、活動上の課題、有償活動をめぐる議論、生涯学習とボランティア活動など、ボランティア活動への様々な関わり方があることを考慮し具体的な活動を想定しながら、自分の問題意識を明確に持って試験に臨んでください。ボランティア活動支援については教科書で基本的な視点について確認し、ボランティアコーディネーターの具体的な対応方法などについて学んでおかれるとよいと思います。参照物すべて可

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