社会福祉実習指導【注意:実習科目の履修免除について】※2009年度以降に入学した学生のみなさんのうち、所定の要件を満たす場合は、“社会福祉実習”の履修免除が可能となることがあります。詳しくは『学習のしおり~保存版~』を参照してください。◆教科書・参考文献について・・教科書『社会福祉実習ソーシャルワーク実践事例を通した学び』株式会社みらい2015本科目では参考文献については特に指定していない。提出課題や実習事前学習に取り組む際には、各自で資料を参照してもらいたい。また、居住する地域にどのような社会福祉施設・地域相談機関(以下、施設・機関)があるか分からない場合は、社会福祉協議会や市町村の社会福祉関係の窓口などで尋ねると詳しい資料があるのでそれを利用する方法がある。さらに、インターネットも有効に活用すると必要な情報が得られるだろう。◆科目の内容について・・・本科目は社会福祉士受験資格の取得を目指す場合に必修となる社会福祉実習にあたっての事前準備、事前学習ならびに実習先で必要とされる技術の訓練等を行うものである。社会福祉実習は、3年次から4年次に配当されているので、実習に必要な要件を満たしていれば、3年次から実習を行うことが可能となる。しかしながら、実習を行う前に、実習とはどのような目的で何を学ぶものなのか、あるいは実習先の施設・機関がどのような活動を行っているのか理解した上でなければ、実習に参加する意義は少ない。自分がなぜ実習に行くのか、実習で何を学びたいのかを常に意識しながら取り組んでいただきたい。◆学習をすすめるために・・・社会福祉実習に関連する科目は1年次入学生の場合は、2年次から4年次までの3年間、3年次編入学生の場合は3年次から4年次の2年間をかけて学習をする。実習が終わったあとの学習(これを「事後指導」と呼ぶ)は、社会福祉援助技術演習(事後)で実施する。社会福祉実習という援助実践現場での学習に向けての準備のため、提出課題も他の科目とは異なり、実習に向けて必要となる知識や実習生として求められる姿勢を確認する内容となっている。また、スクーリングでは、援助実践の経験のある教員が援助現場の状況を解説することでイメージが具体化できる担当教員名打保由佳他RSJ2(2)単位-1-社会16002100【実務家教員担当科目】ISBN:978-4-86015-357-1
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