【レポート学習で学んで欲しいこと】テーマ2教科書レポート学習では、第1部(p9-52)を読むという課題を通して以下の2点を学習目標と解説解説する。(1)心理学の成り立ちを理解する(2)研究の準備に必要なことを理解する上記の目標のために、提出課題を4つ設定した。①第1章を読んで、心理学の成り立ちについて、自身の言葉で簡潔にまとめる作業を行なってほしい。②第2章を読んで、心理学研究の基礎知識について簡潔にまとめる作業を行なってほしい。③第3章を読んで、先行研究の探し方について簡潔にまとめる作業を行なってほしい。④p30-34を踏まえて、日常生活の中で関係性について調べてみたいものを探してほしい。また、どのような関係性になることが予想できるのか、p25-26を参考に自分の考えをまとめてほしい。提出課題①は、心理学研究がどのような歴史を経てきたのかについて、全体的に理解することを目的としているため、第1章をよく読んでほしい。提出課題②は、心理学を研究したり、研究論文などを読むために必要な知識であるため、第2章をよく読んでほしい。提出課題③は、心理学を研究するために必要な知識であるため、第3章をよく読んでほしい。提出課題④は、第2章第3章を踏まえて、より自分の身の回りから、心理学的な研究を考えてほしいため、テキストをよく読むだけでなく、身近な人間関係や生活などを心理学的な視点で見るようにしてほしい。なお、レポートは「一般的なレポートの体裁」に気をつけてほしい。箇条書きや「ですます」調、話し言葉での文章などは正式なレポートの体裁とはいえないため注意すること。レポートの書き方の本やインターネット等での情報、他の論文の文章などを参照して正しい書き方でレポートを作成してもらいたい。スクーリング学習で学ぶ範囲教科書1部、2部、3部(※必要に応じてその他資料やスライドを使用する)スクーリングでは、教科書に沿って、心理学者たちが研究目的を明らかにしようとして用いる様々なアプローチを学ぶ。心理学の問題を科学的に検証するための基本的な研究方法として、教科書に沿って実験法、質問紙調査法、観察法を取り上げる。それぞれの研究法には長所と短所があり、また心理学の研究分野(教育心理学、発達心理学、学習心理学、社会心理学、認知心理学、性格心理学、臨床心理学・・・など)によって使用される研究方法も異なることを学ぶ。第1部心理学を「研究する」ということ具体的な研究方法を学ぶ
元のページ ../index.html#53