2024年度 学習ガイドブックⅡ
98/196

テーマ1テーマ2をしっかりと学んでいただきたいと思います。◆学習をすすめるために・・・スクーリングを受ける前に是非教科書を一読してきてください。本書はカウンセリングを学ぶ人のために書かれたものであると同時に、自分の生き方についても深く考えることができます。カウンセリングはとても奥が深いので、きっと聞きたいことやいろいろな疑問がどんどん湧いてくると思います。カウンセリングに興味関心を持って参加して、その疑問や思いを是非スクーリングでぶつけてください。スクーリング学習で学ぶ範囲教科書『河合隼雄のカウンセリング教室』第1章カウンセリングと時間第3章カウンセリングと倫理第5章カウンセリングと友情人の話をもっと上手に聞けたらいいのに、とか、カウンセリングをもっと学びたいけどどうしたらよいのだろう、などカウンセリングに興味のある方がたくさんいらっしゃると思います。カウンセリングは話を聴くことであると簡単に言ってしまえばそれはその通りなのですが、実はそれがとてもむずかしいことなのです。実際にカウンセリングを行ってみるとカウンセリングはなぜ非日常性が必要なのか、会話とカウンセリングは何が違うのか、カウンセラーになると人の心が分かるようになるのか、クライエントがカウンセラーを困らせるのはなぜが・・・などいろいろな疑問がどんどん湧いてきます。解説解説この科目ではカウンセリングの基本を押さえながら、カウンセリングに関する疑問をディスカッションや講義を通して、初めてカウンセリングを学ぶ方にも、カウンセリングに触れたことのある方にも一つずつ丁寧に理解できるように進めていきます。教科書この授業ではカウンセリングとは何かを学びます。カウンセリングは何と言っても経験から学ぶのが一番の上達方法です。始めに「相談をきく」ための基本を習得します。次に映画やドラマの中からカウンセリングマインドを感じ取ったり、前半の知識や理解をもとに実際にカウンセリングをするうえで大切なことを考え話し合っていきます。講義だけではなく実習が中心の授業であるため、ロールプレイをしたり、様々なカウンセリングの手法を実体験していくことで、カウンセリングとはどのようなものであるかを実感していきます。そして様々な実体験から、言葉の意味やボディランゲージの効用などを意識しつつ、より良いカウンセリングができるように皆で学んでいきます。プリント配付カウンセリング入門第2章カウンセリングと人間理解第4章カウンセリングと家族カウンセリング演習-2-

元のページ  ../index.html#98

このブックを見る