2025年度 学習ガイドブックⅠ
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問題と多くの人が認めれば「ニーズ」となります。社会の状況が変われば、「ニーズ」も変わります。その歩みをたどる「社会福祉の発達史」です。 そして、なぜ社会福祉が必要なのかを考えるのが「社会福祉の理論」です。レポート課題で取り組んだ内容は、スクーリングでの学びにつながっていきます。 テーマ3 福祉政策とその背景にある「思想」・「哲学」とは 教科書 第3章 社会福祉の原理、理論、思想、哲学 第5章 現代社会と福祉政策 第6章 福祉政策の課題 第9章 福祉政策の課題と国際比較 (主な該当箇所:レポート学習で取り上げた部分にも関係します) 解 説 レポート学習の範囲を確認しつつ、「福祉」と「社会福祉」について整理します。その上で、「ニーズ」の概念を歴史的な視点を含めて確認します。 そして、社会福祉がなぜ必要なのか、どのようにあるべきなのか、特に「格差原理」について理解していただきたいと考えています。 テーマ4 社会福祉制度とソーシャルワーク 教科書 第8章 福祉サービスの供給、利用とソーシャルワーク 解 説 現在の日本の社会福祉制度を踏まえて、福祉サービスの供給部門について整理します。また、サービス提供のプロセスについて理解をします。その際、社会福祉専門職として求められるソーシャルワークとの関連を取り上げます。 (1)社会福祉基礎構造改革 (2)権利擁護 (3)福祉六法 (4)バイステックの7原則 (5)「コミュニティソーシャルワーク」 第1日 第2日 第1限 現代社会の様相 福祉政策の構成要素 普遍主義と選別主義 第2限 福祉と社会福祉 福祉政策の構成要素 公私(公民)関係 第3限 福祉と社会福祉 社会政策と社会福祉 社会福祉基礎構造改革は何をめざしたのか 第4限 社会福祉の原理と市場主義 社会福祉基礎構造改革がもたらした新しい「問題」 第5限 社会福祉におけるニーズとは何か 社会福祉専門職と援助活動社会福祉援助の基礎知識 第6限 福祉レジームの視点 国際比較の視点から日本の社会を捉える 第7限 社会福祉の歴史(イギリスを中心に) スクーリング修了試験 第8限 社会福祉の歴史 スクーリング学習で学ぶ範囲 ◆スクーリングで学ぶポイント・・・ 144

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