2025年度 学習ガイドブックⅠ
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第1章 生活保護の実施体制 第4章 生活保護制度の原理・原則 第5章 生活保護基準と要否判定 第7章 生活保護制度における専門職とソーシャルワーク 第8章 自立支援プログラムによるソーシャルワーク 第10章 ホームレスの生活とソーシャルワーク 第11章 貧困階層や低所得者への福祉サービス 解 説 これまでのテキストでも、新たに指定したテキストでも、生活保護の基本原理・保護の原則及び生活保護基準等、現行の(実際の)生活保護制度の仕組みを学習してください。厚生労働省や各自治体のホームペイジなども参考にするにして、レポート課題の取組んでください。その理解のもとに、このコースで示した「補助資料」を参考に計算してください。 ここではあなたが受給した場合、いくらになるかについて課題に添付した補助資料を参考に計算してください。次に、生活保護の実施体制と福祉事務所の業務と組織及び専門職の役割と支援の仕組みについて、理解してください。生活保護の二つの目的のひとつである「自立助長」を具体化するための事業の方法どのような、支援が行われているでしょうか。また、ホームレス対策等、関連する課題についても学習してください。 それぞれ国家試験のシラバスの中に含まれている事項で、本科目の修了試験の出題範囲にもでもあります。 以上の内容をふまえ、生存権の保障という理念の下に構築され運用されている制度が、果たしてそれにふさわしい成果を生み出しているかどうかという視点であなたの意見を持てるように学習を深めてください。 【レポート学習で学んで欲しいこと】 公的扶助制度は、国家が個人に社会保障として経済給付を行うということです。なぜ、それが生存権という人権の保障になるのでしょうか?またそのほかに、社会福祉援助に携わる方は特に、公的扶助がご自分の目指す分野とどのような関わりがあるのかを考えながら学んでください。 形式 択一形式 参照物 一切不可 アドバイス テーマ1及びテーマ2において示した範囲について、社会福祉士国家試験とほぼ同じ水準の択一試験問題を、教科書に基づいて出題する。 生活保護法に基づく最低生活費について (中部学院大学 通信教育部/柴田純一) 1.生活保護基準の実際 生活保護基準は、「生活保護法による保護の基準」として、昭和38年4月1日厚生省告示第158号と◆科目修了試験に臨む前に・・・ ◆補足資料・・・ 169

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