238の禁治産や準禁治産の制度が財産管理と取引の安全に利用されていたことからどのように改正されてきたのか?第三者の専門職後見人と報酬の関係では、低所得者に配慮した制度の運用も重要です。課題のボリュームもテーマ2の方を多くしています。 【レポート学習で学んで欲しいこと】 精神的な障がいをもつことによって不利がある高齢者や障害がい者などの要援護者の残存能力(エンパワメント)の活用と、代弁行為(アドボカシー)を重視した新しい成年後見制度の構造を理解して、相談援助業務に活かせるように、人権意識を持ってテキストを読み進めていってください。 形式 記述形式 参照物 すべて可 アドバイス 形式が記述式とされていますが、〇×と穴埋め問題、一部記述式が混在しています。 テーマ1は、日本国憲法第13条 行政不服申立制度の類型、消費者契約法、法定相続、遺言等親族法、各虐待防止法について押さえておいてください。 テーマ2は、法定後見制度の類型、P203表6-4による権限の違いについて、新しい成年後見制度では、市区町村長申立が可能になり、虐待案件や、身寄りがない対象者でも法定後見制度が利用できるようになったこと。法人や複数後見ができるようになったことなど旧来の禁治産等の制度から変わった部分について押さえること。成年後見人等と成年被後見人等の間には利益相反となる場面があること。任意後見制度が法定後見制度に優先すること。また任意後見制度の限界を知ること。 第6章 7節 8節の事業については、低所得者への配慮した事業であり、中身と実態、法的根拠を押さえてください。 それ以降の章は関係諸団体や職種について押さえること。 科目コード 科目名 形態 単位数 担当教員名 課題の形式 14016000 権利擁護と成年後見制度 RT 2 浅岡 直之 レポート形式 第1回 課題1(テーマ1での学びをふまえて): ①「基本的人権の尊重」「社会福祉基礎構造改革」「行政不服申立制度」の語句を使って相談援助業務における相談員の役割について述べよ。(各語句を使用した箇所にはアンダーラインを引くこと。又、各アンダーラインの語句3つに関連性をもたせること) (400字以内) ②4つの虐待防止法の概略を述べよ。 (1000字以内) 課題2(テーマ2での学びをふまえて): 提出課題 ◆科目修了試験に臨む前に・・・ ◆ 提出課題
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