2025年度 学習ガイドブックⅠ
266/311

255 課題1 わが国の精神科医療における権利侵害の歴史的背景や、精神保健福祉士の誕生までの流れをふまえ、守るべき精神障がい者の人権とはいかなるものか。ソーシャルワーク(相談援助)を行なうなかで「人権擁護」に対する精神保健福祉士の視点、役割、機能を詳しく学んでください。 特に、精神科病院での権利擁護に関する法改正へと繋がった「宇都宮病院事件」、精神保健福祉士誕生の契機となった「Y問題」は外すことができない出来事です。課題に取り組む際に、なぜこれらの出来事が精神障がい者に対する権利擁護を考えていくうえで重要なのかを考えながら記述するようにしましょう。 課題2 レポート学習での学びを踏まえて、まずは自分が精神保健福祉士として働いている未来をイメージしてみてください。そのうえで、精神保健福祉の現場(医療・地域・司法・教育など)で自分は精神保健福祉士として、どのような視点や姿勢を持って「ソーシャルワーク(相談援助)」を行なっていくのか、また自分には何ができるのかを考えてください。さらに、そこで必要となる精神保健福祉士の基本的な視点や役割等についての学びにつなげていくようにしてください。 提出方法 本学所定のレポート用紙又はワープロ等で提出する。 提出回数 1 回 (第1回提出課題のみ) 次のステップ ◆第1回提出課題の合格により科目修了試験の受験資格が得られます。 ◆提出課題に取り組むために・・・ ◆提出の方法について・・・

元のページ  ../index.html#266

このブックを見る