266 【実務家教員 担当科目】 教科書 新・精神保健福祉士養成セミナー編 『精神医学と精神医療』 へるす出版 2023年4月 ISBN:978-4-86719-047-0 参考文献 ① 尾崎紀夫ほか監修『標準精神医学』医学書院 2024 ISBN:9784260055341 ② 加藤敏ほか監修『縮刷版現代精神医学事典』弘文堂 2016 ISBN:9784335651700 ③ 融道男ほか監訳『ICDー10・精神および行動の障害』医学書院 2005 ISBN:9784260001335 ④ 高橋三郎ほか訳『DSM-5・精神疾患の分類と診断の手引き』医学書院 2014 ISBN:9784260019088 教科書に沿って順序よく学ぶ必要があります。参考文献に上げたもののうち①はわが国の精神医学の標準的なテキストです。かなり専門的ですが、何かの時には参考にして下さい。②は伝統あり、信頼できる定番の精神医学事典です。系統的には書かれていませんが、調べる際には参考にして下さい。および③と④は精神障害に関する診断基準です。 精神医学は「人の心」を扱う分野なので、皆さんが関心を持ちやすいと思います。しかし、実際にテキストを開いてみると、形として理解できるわけではないので、実体がつかみづらく、奥が深い学問です。テキストを読むだけ理解するには難しいものがあります。テキストのみならず、他書、TV番組、雑誌、インターネットなど色々なメディアを通して幅広く理解を深めて下さい。 なお、参考書として取り上げたものは、精神医学の分野では、定評のある標準的な図書です。医師向けで、内容は専門的かつ価格も高価なので、個人で購入すべき本ではありません。より理解を深めたい時や詳しく調べたい時に参考にして下さい。またこれら以外でも、一般や医療関係者向けの安価で優れた内容の書籍がたくさんあります。自分で納得のいくものを選んで下さい。他に、インターネットで色々な情報が検索可能です。例えば、厚労省HP、国立精神神経センターHP、NHK健康欄、Wikipediaなど確かな信頼できるものを参考にして下さい。国家試験をめざす学生にとっては必修の科目ですので、ぜひしっかり学習して下さい。 この講座で採用しているへるす出版のテキストは、精神保健福祉士国家試験の出題基準に合わせており、もっとも網羅的なので採用しています。したがってこのテキストをよく学べば国家試験に十分に対応できます。また科目履修に際しては、まず教科書全体を通読して下さい。終了試験ではレポート出題範囲にかかわらずテキスト全体から出題されるのでそのつもりで読み進めて下さい。 まず人をどのようにとらえるかを学び、医学がどのような組立になっているかを学びます。人は身担当教員名 羽部 仁 RRT 4単位 選択 15025000 精神医学 ◆科目の内容について・・・ ◆教科書・参考文献について・・・ ◆学習をすすめるために・・・
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