2025年度 学習ガイドブックⅠ
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270※注意: ・ワープロ等で作成した場合は文字数(1行ごとの文字×行数)を記入すること。 ・筆記用具、文書の配列など添削者が読み易いように配慮すること。 ・項目別評価の内容を十分に踏まえてレポートを作成すること。 項目別評価の内容 1 課題1【脳の構造の理解】 精神活動が身体すなわち脳という器官を基盤に成立する現象であり、その基盤となる脳の解剖学的構造や機能的仕組みを説明できているか。 2 課題1【脳の機能の理解】 脳とこころの結び付きを学んでいるか。こころとは広範な精神活動であり、限定された一部の機能のみを示すものではない。代表的な精神疾患である内因性疾患や器質性疾患の中から一例を取り上げて、こころと身体の関係を生物学的な立場から理解して説明できているか。 3 課題2【精神疾患の診断基準】 現在用いられている精神医学の診断分類には大きく分けても3系統あるが、おのおのの歴史的推移、位置付け、特徴や違いを十分に理解し述べているか。 4 課題2【精神科における診察の流れ】 どのような手順で診察を進めて診断に至るか、精神医学における面接の重要性を認識し、さらに精神症状を評価するための心理検査や身体疾患を鑑別・除外するための各種の検査の目的や意味を述べているか。 第2回 課題1(テーマ3での学びをふまえて): 代表的な精神疾患を一つ取り上げて最終診断に至るまでの重要なポイントについて述べなさい。(1600字以内) 課題2(テーマ4での学びをふまえて): 精神疾患の治療の流れが通常どのように進むかを述べて、さらに治療法の中から一つを選んで詳しく論じなさい。(1600字以内) ※注意: ・ワープロ等で作成した場合は文字数(1行ごとの文字×行数)を記入すること。 ・筆記用具、文書の配列など添削者が読み易いように配慮すること。 ・項目別評価の内容を十分に踏まえてレポートを作成すること。 ・各課題は狙いが別々にあるので、第1回課題で用いた説明は重複させないこと。 提出課題 項目別評価の内容 1 課題1【精神疾患の特徴】 内因性、機能性、器質性など代表的な精神疾患一例を取り上げて、他と鑑別するために、診察時の注意点、症状の着眼点などが他の疾患とどのように異なるのかを説明する。単に診断基準や症状の説明のみではなく、症状や経過の特徴を踏まえること。発達障害、薬物依存、食行動異常、パーソナリティー障害などは選択しないこと。 第1回提出課題の「合格」によって第2回提出課題が提出可能です

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