2025年度 学習ガイドブックⅠ
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292 『精神保健福祉の原理』の学習は、基本的には教科書や参考文献を参考にしながら、テーマに沿って理解を深めてください。 各テーマで学んでほしい重要な事柄はテーマ別に解説しておきます。 テーマ1(第1回提出課題 課題1の作成に向けて) 精神保健福祉法の成立までの経緯と意義、その内容について理解する 教科書 第1章~第3章 解説 テーマ1では、精神保健福祉に関する法律の歴史についての理解を深めてください。特に法律の改正は、その時代の動きや考え方が表れていますので、歴史的な出来事を踏まえて、改正の意義について学んでください。 また、精神保健福祉法は精神保健福祉士として仕事をしていく際の根拠となる法律ですから、その内容について具体的に現場で利用できるように理解を深めてください。 テーマ2(第1回提出課題 課題2の作成に向けて) 精神障がい者の生活と人権について考える 教科書 第2章~第4章 解説 テーマ2では、精神障がい者の生活と人権について考えてください。 国際生活機能分類(ICF)による障がいのとらえ方やノーマライゼーションの考え方、精神障がい者の生活特徴などを理解し、精神障がい者が地域生活を送っていく際にみられる人権侵害(差別や偏見)についての理解を深めてください。 【レポート学習で学んで欲しいこと】 ①1900年に公布・施行された精神病者監護法以降、1995年の精神保健福祉法の成立までの経緯と、現行法の内容について理解する。 ②精神障がい者や家族の置かれた現状を理解し、その生活と人権について理解する。 ③提出課題以外の分野についても、教科書や参考文献などを熟読して理解を深めてください。 ④課題レポートの文末には参照した引用・参考文献を提示してください。記載は学習ガイドVTRの執筆要領を参考にしてください。なお、スクーリング修了試験、科目修了試験の場合は引用・参考文献の記載はなくてもかまいません。 レポート学習で学ぶ範囲 ◆学習をすすめるために・・・

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