テーマ1 (第1回提出課題 課題1の作成に向けて) ターミナルケアと意思決定支援 参照先 ・緩和ケア、ターミナルケアの定義(ホスピス緩和ケア協会) https://www.hpcj.org/what/definition.html ・ターミナルケアに関する各ガイドライン(厚生労働省) 「人生の最終段階における医療・ケアに決定プロセスに関するガイドライン」 「人生の最終段階における医療・ケアに決定プロセスに関するガイドライン」解説編 https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000197665.html 「認知症に人の日常生活・社会生活にける意思決定支援ガイドライン」 https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12300000-Roukenkyoku/0000212396.pdf 解 説 ターミナルケアや、緩和ケア等の言葉、歴史を正しく理解してください。また、その中でソーシャルワーカーとしてどのような役割を果たすかを考察してください。死は個別性がとても高いので、個人の価値観を重視した関りが重要です。その中でも意思決定支援は患者・家族のQOLの向上に影響を及ぼします。各ガイドラインを理解し、実践していくことが重要です。以上を理解したうえで、我が国の「ターミナルケア」の充実と発展のために「福祉のターミナルケア」は如何なる役割を果たすべきであるのか考えてください。 テーマ2 (第1回提出課題 課題2の作成に向けて) ターミナルケアをめぐる諸問題と死へのプロセス5段階 教科書 1 死の恐怖について 2 死とその過程に対するさまざまな姿勢 3 第一段階/否認と孤立 4 第二段階/怒り 5 第三段階/取引 6 第四段階/抑鬱 7 第五段階/受容 8 希望 9 患者の家族 解 説 1と2はターミナルケアを取り巻く現状を「人間」と「社会」というキーワードをもとに捉えてみましょう。3から7は死に逝く人の心の動きが具体的に示されています。8と9は希望の意味するものと患者の家族との関わりについて示されています。さまざまな人との関わりとその働きを学び、ソーシャルワーカーとして如何に関わる事ができるのか自分なりに検討してください。生と死をめぐる問題や課題を考える上において、教科書に示されている事例はもちろんですが、ご自身の体験や経験からも考察してみてください。 【レポート学習で学んで欲しいこと】 ターミナルケアは、その人らしい生の最終章のケアに他なりません。援助の対象者は死に逝く人のみでなく、その家族をも含むことを念頭において学習してください。テーマ1・2において示した教科書の章について学習することはもちろんですが、それ以外の章についても内容を理解しておいてください。 レポート学習で学ぶ範囲 56
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