2025年度 学習ガイドブックⅠ
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ければ、客観的なデータを用いた報告をするための基礎技術が身につくと考えられる。 スクーリングでは、プリントおよび対面指導による積み重ね式で課題を作成し、この課題にて、成績の評価を行う。集中講義によるスクーリングのため、パソコンの基礎操作(Windowsの基礎操作、ファイル操作、日本語入力、Wordによる文書作成)ができることを前提とする。また、Excelの基本操作(データの入力、表の作成、簡単な計算)の経験があることが望ましい。 また、MOS検定等の合格者等には、資格による単位認定あるいはスクーリングを免除して最終課題の評価のみによって単位を認定する場合もあるので、該当すると思われる者は、必要に応じて通信事務室に確認し、申告のこと。 テーマ1 Excelを使ったアンケートの集計と分析 解 説 本講義ではExcelを用いたアンケートデータの集計と分析方法を学習する。まず、例題を用いてExcelに何ができるのか(機能)を解説し、その後、演習によって目的に合った機能を選択し、組み合わせる力を習得する。 演習では、実際のアンケートデータを取り上げ、何を明らかにしようとするのか(目的)を定め、どのように分析するのか(方法)を考えた上で、集計・分析と結果の考察を行う。 テーマ2 グラフによるデータの可視化とレポート作成 解 説 グラフ作成は、表にまとめられたデータを視覚的に理解するには重要であるが、その種類やスケールが不適切であると意味を持たないことにもなる。 また、アンケートの集計結果をレポートにまとめる上で(Wordを使用)、文書全体のレイアウト設定や、Excelで作成した図表の貼り付けをどのように行えば、わかりやすく仕上げられるかを考え、それを演習によって行う。 なお、この課題によって成績評価(単位認定)を行うこととする。 第1日 第2日 第1限 学内ネットワークの利用方法について データ検索 第2限 Wordでの文書作成技法 データの集計と分析(1) 第3限 Excelでのデータ入力の基本 データの集計と分析(2) ◆スクーリングで学ぶポイント・・・ スクーリング学習で学ぶ範囲 ◆学習をすすめるために・・・ 77

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