情報活用論は、情報化社会において必須とされる情報リテラシーとその活用方法を身につけることを目的としている。情報活用論Bでは、情報活用論Aで学んだことに加え、Excelの関数、グラフの使い方・見せ方、ページ構成の方法を学ぶ。グラフ化の技法を学ぶと、データの特徴をより正確に表現することが可能となり、客観的、定量的、科学的な解析が可能となる。 データの解析をした後は、それらを発表することがある。そこで用いられるのが、PowerPoint等のプレゼンテーション・アプリである。他者に情報を正確に伝えるためにPower Pointで作成された プレゼンテーション・シートを効果的に活用する方法等についても学ぶ。 また、現代社会で必要となる情報リテラシー、ICTに関する技術に関しても、簡単ではあるが、学ぶ。 スクーリングでは、プリントおよび対面指導により課題を作成し、この課題にて成績の評価を行う。 また、MOS検定等の合格者等には、資格による単位認定あるいはスクーリングを免除して最終課題の評価のみによって単位を認定する場合もあるので、該当すると思われる者は、必要に応じて通信教育部事務室に確認し、申告のこと。 テーマ1 数値データを見やすくする 解 説 テーマ1では興味のあるデータを用いて、データ集計方法の確認、結果の分析などを行う。その後、Excelの関数、ピボットテーブルの技法を利用して、2つのデータの集計(クロス集計)の作成、またグラフの作成手法を学ぶ。このようなExcelによるグラフ化の表現方法を学ぶと、数値のままでは見えてこなかったデータの特徴をより科学的、客観的、定量的に、そして時に直観的に示すことも可能となり、より詳細なデータ分析を行うことができる。 テーマ2 プレゼンテーションの準備と体験 解 説 テーマ1での分析を基にして、他者にその情報を正確に伝える方法論を学ぶ。具体的には、PowerPointでプレゼンテーション・シートの作成する方法を学びながら、発表技術も含めてプレゼンテーションの技法を学んでいく。あわせてプレゼンテーション・シートの効果的な活用方法等も学び、プレゼンテーション能力の向上を図る。本テーマの学習を通じて今後、プレゼンテーションをする機会があれば、役立つ手法として身につけていただきたい。 スクーリング学習で学ぶ範囲 ◆学習をすすめるために・・・ ◆科目の内容について・・・ 80
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