2025年度 学習ガイドブックⅡ
112/212

課題1 教科書の演習ごとに「学習のポイント」「演習課題への導入」などの解説がありますので、よく読んで学習を進めてください。また、わからない用語がある場合は、書籍やインターネットなどを活用して調べるようにしてください。 【①について】 目的:自分自身のこれまでの人生で経験してきた各々の出来事が自己の価値観の形成にどのような意味を与えているのかを考える。 使用するワークシート:専用用紙F-1 手順:❶ 専用用紙F-1を使用し、「A」に自己の誕生から現在までの時間の流れに沿って、その時期の目安となる良かったと思う出来事は真ん中の直線の上にプラスの程度で位置づけ、良くなかったと思う出来事は、マイナスの程度に応じて記入する。 ❷ 記入した出来事を自分がどう経験したか、各々の出来事に伴う当時の気持ちや態度を短く記入する。 ❸ 各々の出来事を時系列に曲線でつなぎ、人生曲線を完成させる。 ❹ ❶~❸をもとに、専用用紙F-1の「B」に、これまでに体験した出来事や他者の存在が現在の自分にどのように影響しているのか考察し、記入する。 【②について】 目的:自己覚知という視点から①での課題を振り返り、ソーシャルワーカーにとっての自己覚知の重要性をふまえ、専門職に求められる価値観について考える。 使用するワークシート:専用用紙F-2 手順:❶ ソーシャルワーカーには自己覚知がなぜ必要になるのか、その理由を考察してください。 ❷ ソーシャルワーカーに求められる専門職としての価値観について考察してください。 課題2 教科書の演習ごとに「A美さんの語り」や演習課題ごとにソーシャルワークの原則・理論・視点の「キーワードとその参照頁」を掲載しているため、演習課題に取り組む際には、よく読んで学習を進めてください。また、わからない用語がある場合は、書籍やインターネットなどを活用して調べるようにしてください。 【①について】 目的:クライエントにとって「危機」となる状況を分析し、危機によっておとずれる不均衡な状態を固定化させないための危機介入アプローチについて学ぶ。 ※ 課題に取り組むにあたって、「危機介入アプローチ(教科書P144)」の解説を参照し、「発達的危機」と「状況的危機」の側面をふまえて危機的な状況に素早く介入し、短期的に支援する方法を考察すること。 ◆提出課題に取り組むために・・・ 103

元のページ  ../index.html#112

このブックを見る