【注意:履修要件設定科目】 本科目のスクーリングを申請する時点で『社会福祉援助技術演習Ⅱ』のスクーリングが終了し、かつスクーリング受講日が『社会福祉実習』終了日から起算して1ヶ月以上が経過していること。 (詳細は『学習のしおり~保存版~』履修要件の項を参照) 【履修登録について】 本科目の履修登録は、当該科目のスクーリング受講申請をもって履修登録の申請があるものとみなし、履修登録を行います。(通常の履修登録期間に履修登録を行うことはできません。) 【実務家教員 担当科目】 教科書 『社会福祉実習 ソーシャルワーク実践事例を通した学び』 株式会社みらい 2015 ISBN:978-4-86015-357-1 社会福祉実習指導の教科書を使用します。また、社会福祉援助技術演習Ⅰ・Ⅱ、社会福祉援助技術概論、社会福祉援助技術論A・Bの各教科書と参考文献などを有効に活用しましょう。 多様な生活課題を抱えた人々が地域においてその人らしい生活を送ることができるように、社会福祉士は総合的で包括的な相談援助の役割を担います。本科目ではそのための知識と技術について、社会福祉援助技術概論、社会福祉援助技術論A・Bなどで体系的に学んだ理論、社会福祉援助技術演習Ⅰ・Ⅱで取り組んだ価値、倫理、相談援助の技術、そして援助の実際を学ぶ社会福祉実習や実務経験をもとに、さらなる実践的な知識と技術の習得を目的とします。 社会福祉の現場で社会福祉士はさまざまな業務を担いながら、相談援助にあたっています。社会福祉実習でこうした社会福祉援助の実際に触れ、そこから学んだことを素材にして、本科目では「総合的で包括的な援助」の視点から社会福祉の援助技術を多角的に学習します。 具体的には、A:社会的排除を受けている人々の理解(アセスメント)の方法、相談援助の展開の方法、社会資源の活用・調整の方法、地域福祉の基盤整備・開発の方法、B:社会福祉の現場に関わる保健・医療・福祉等々の職員との連携、協働のあり方、C:社会福祉の実践を取り巻く職場環境や制度・政策などが学習の焦点になります。 本科目は社会福祉実習や実務経験を振り返り、学んだことを整理することにとどまらず、前項で述べたとおり実習や実務で学んだことを素材として、社会福祉援助技術の視点から改めて援助技術の現状を問い、理論を踏まえて、実践的な技術の習得を目指します。ただ、現状では社会福祉援助技術の理論と実践の間に大きな隔たりがあります。しかも、社会福祉士の福祉現場における位置づけが十分担当教員名 打保 由佳 S 1(1)単位 社会 16000500 社会福祉援助技術演習 (事後) ◆学習をすすめるために・・・ ◆科目の内容について・・・ ◆教科書・参考文献について・・・ 106
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