帯の癒着による強直が原因である。 ( )⑤廃用性骨萎縮は海綿骨の多い骨幹部でおこり、皮質骨の多い骨端部では萎縮が起こりにくい。 設問4 ( )①過度の安静による筋萎縮や起立性低血圧等の二次的障害を誤用症候群という。 ( )②嚥下動作は口腔内で咀嚼してから飲み込むまでの動作を意味している。 ( )③誤嚥は嚥下した際に誤って気管の中に食物が入り込むことをいう。 ( )④摂食しなくとも唾液中の細菌により誤嚥性肺炎は起こり得る。 ( )⑤摂食嚥下は口腔期、咽頭期、食道期の3期に分類される。 設問5 ( )①意識混濁の状況下で奇妙な行動や興奮状態、幻覚や錯覚がみられる状態をうつ状態という。 ( )②半盲はないが左側に置いた食品を食べない、歩行時に左側にある物によく衝突する場合には視覚失認を疑う。 ( )③構音障害は、大脳皮質に存在する言語中枢が障害を受けると言語そのものを思い浮かべて表出する機能や言語の理解機能を失うことである。 ( )④脊髄小脳変性症の運動失調に対して、四肢の揺れ幅を少なくするという観点から、歩行やADLに際し重錘や弾性緊縛帯を装着する方法を実践する。 ( )⑤膀胱収縮力の低下や膀胱頚部の弛緩不全によって膀胱にたまった尿を排出できない状態を尿閉という。 設問6 ( )①改訂長谷川式簡易知能評価スケールの点数が20点以下の場合を認知症と判断する。 ( )②Manual Muscle Tesing:MMTは拘縮や強直による関節可動域の評価法をいう。 ( )③Functional Independent Measure:FIMは運動領域15項目と認知領域3項目の大項目からなり6段階で自立度を評価する。 ( )④診断と評価における病歴聴取の3相には、一般的な主訴・病歴の聴取、ADLの自立度聴取、社会・職業歴の聴取があり詳細に行うことが重要である。 ( )⑤Bathel Indexは身辺動作、移乗・移動、応用動作の3領域を10項目に分類した満点128点の指標である。 設問7 ( )①介護保険制度は20歳以上の全国民が加入する。 ( )②地域包括ケアでは自助・互助・共助・公助の推進を重要視している。 ( )③介護保険サービスの利用にあたっては介護支援専門員が作成したケアプランに基づいて利用する。 ( )④治療用装具や練習用義足は障害者総合支援法に基づく給付制度により支給される。 ( )⑤自立歩行が困難な場合に車椅子は治療用補助具として医療保険により支給される。 設問8 ( )①心筋梗塞は冠動脈が狭くなり運動時や食後などに一時的に心臓が酸素不足になる症状である。 ( )②装具は切断により四肢の一部を欠損した場合あるいは先天的に欠損している場5
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