2025年度 学習ガイドブックⅡ
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P.25事例部分の文末から5行目に「C相談員は自己紹介をすると、Aさんの訴えに共感的な態度で接しながら」とあります。 この場面で、Aさんが「私が精神病になるはずがない。罠にはめられた。もう疲れた、これで人生が終わった」とC相談員に訴えた場合、あなたが精神保健福祉士のC相談員であればどのような声かけをするのかについて、バイステックの7つの行動原則を踏まえてまとめてください。 (800字以内) (2)(1)と同じ事例の続きを読み、事例P.24~P.29の上から3行目(20X1年7月)までの時点で、エコマップを作成してください。 課題2(テーマ2での学びをふまえて): 教科書第3章「事例1」(P.75~)を読み、次の課題に取り組んでください。 (1)「事例1」のインテーク面接場面では、さまざまな面接技法が用いられています。事例で用いられている面接技法を具体的に挙げ、インテーク面接において精神保健福祉士に求められる姿勢や態度について、自分の言葉でまとめてください。 (800字以内) 項目別評価の内容 1 課題1(1)について、バイステックの7つの行動原則を踏まえ、この場面での対応方法について自分の言葉でまとめられているか。 2 課題1(2)について、エコマップを正しく理解しているか。 3 課題2(1)について、事例で用いられている具体的な面接技法を挙げることができているか。 4 課題2(1)について、インテーク面接において精神保健福祉士に求められる姿勢や態度についてまとめられているか。 課題1の(1) 基本的な援助技術の理解に関する設問です。バイステックの7つの行動原則を踏まえて、設定した場面においてどのように声をかけ、対応したらよいのかについてまとめてください。 バイステックの7つの行動原則は良好な援助関係を形成するために必要であり、相談援助場面における基本的姿勢となるものです。必要に応じて、他の教科書(『最新・精神保健福祉士養成講座6 ソーシャルワークの理論と方法[精神専門]中央法規』)の該当箇所や参考文献を用いて、バイステックの7つの行動原則について理解を深めたうえで取り組んでください。 課題1の(2) ジェノグラムやエコマップは代表的なマッピング技法です。必要に応じて他の教科書(『最新・社会福祉士養成講座・精神保健福祉士養成講座13 ソーシャルワーク演習[共通科目]中央法規』または『最新・精神保健福祉士養成講座6ソーシャルワークの理論と方法〔精神専門〕中央法規』の該当箇所を参照し、表記の仕方等を確認してから取り組んでください。 課題2の(1) 基本的な面接技法については、必要に応じて他の教科書(『最新・精神保健福祉士養成◆提出課題に取り組むために・・・ 136

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