その後、障がい者の就労現場の状況について理解を深め、続いて農福連携の基礎を学習します。 テーマ2 農作業における工程分析と障がい者への対応の実際、および、事業所経営と製品販売と営業 教科書 必要資料は当日配付します。 解 説 各種農作物の生産についての工程分析と、それぞれの場面で障がい者が関わっていくための配慮について考察します。 イチゴや椎茸など各作物別に3~4グループに分かれます。 最初は資料に基づき、個人ワークを行います。理解できたこと・わからないこと・もっと配慮すべきこと等を書き出していきます。 次にグループワークを行います。個人ワークでそれぞれの書き出したことを発表し検討し、グループとしての意見をまとめます。 最後に各グループでの検討結果を全員に発表し共有します。 スクーリングの最後は、福祉事業所が生産した物をいかにして現金に換えるかを検討します。福祉事業所も農家も自分たちだけで販売することは不得手な分野です。 どんな販売方法があるのか、どのように営業するか、障がい者が関わることは等について検証していきます。 【スクーリング当日の持ち物】 ①資料は当日配布します。 ②第1日 現場研修時、冷房等がない場面もあり、水分補給と着替えが必要なこともある。 ③ 〃 農作業ができる服装と薄手の農業用手袋(農地そのものではないので長靴は不要) ④教科書 第1日 第2日 第1限 福祉事業所での現場研修 障がい者の就労実態 第2限 〃 農福連携で何が変わるか 第3限 〃 各作物の生産と障がい者への対応(個人ワーク) 第4限 〃 各作物の生産と障がい者への対応(グループワーク) 第5限 〃 各グループワークの発表と共有 第6限 農福連携事業を学ぶに当たって 生産物の販売(経営と営業) 第7限 〃 〃 第8限 〃 ◆スクーリングで学ぶポイント・・・ レポート学習で学ぶ範囲 172
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