2025年度 学習ガイドブックⅡ
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基礎知識については、教科書を精読し、必要な項目を整理したノートを作り、理解できないとか知らない用語等については、図書館等で心理学事典にあたるなどを行って下さい。 理解する必要がある項目については、教科書に述べられる要旨を自分なりにまとめるとよいでしょう。 テーマ1 (第1回提出課題 課題1の作成に向けて) 高齢期の心理学研究の概要と心理学的理解の基礎を学ぶ 教科書 第1部 第1章 ~ 第3章 解 説 ①高齢者研究の概要を理解すること ②高齢化(エイジング)の意味を理解すること ③身体的な加齢とそれに伴う心理的影響についての知識をもつこと ④高齢者を取り巻く社会的環境についての知識をもつこと ⑤エイジズムに関する理解を進めること テーマ2 (第1回提出課題 課題2の作成に向けて) 高齢者心理学研究の各論的基礎知識および高齢者心理臨床の知識を習得する 教科書 第4章 ~ 第11章 解 説 ①注意や記憶、知能といった心理学的機能の経年変化の基礎知識をもつこと ②高齢者の情動や主観的幸福感、性格、生涯発達段階について理解すること ③社会関係と適応について理解すること ④高齢期の心理的問題の基礎知識をもつこと ⑤高齢者への心理的援助方法について基礎的な理解をすること 【レポート学習で学んで欲しいこと】 高齢者と心理的かかわりをもつこと、コミュニケーションをすること、アセスメントをすること、自己表現を引き出すこと、理解を深めること、どういう人か人に伝えること、こうしたことはすべて、基本的に同じ事態に対して違う言葉で表現しているだけです。身近な生きた教材、すなわち身内の高齢者、祖父母とか両親とか、隣のおじさん、近くにあるデイサービスを利用する人、ゲートボール場に集う人、いろいろな高齢者から積極的にその人の人生を学んだり、体験的にとらえられている加齢現象のいくつかを教えてもらったりすることもできることでしょう。知識とはそうした体験を整理する棚やタレポート学習で学ぶ範囲 ◆学習をすすめるために・・・ 11

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