2025年度 学習ガイドブックⅡ
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テーマ2 (第1回提出課題 課題2の作成/スクーリング に向けて) 「スクールソーシャルワークとは何か」を理解する 教科書 第2章 解 説 この章では、「グローバル・シンキング、ローカル・アクト(世界を視野におき、地元で実践する)」を実践理念にすえ、国際的なソーシャルワークの動向を踏まえ、ソーシャルワークとは何かを考えます。 その上で、スクールソーシャルワーク実践への展望をイメージしていきます。 なお、教科書の第2章の巻末に「学習課題」としてQ1~4が設定してありますので、それらに応えられるように準備を進めましょう。 【レポート学習で学んで欲しいこと】 スクールソーシャルワークは、ソーシャルワークの中に位置づけることができる専門的な援助技術です。したがって、まず「ソーシャルワークとは何か」というイメージをもった上で、本科目を受講して欲しいと考えます。つまり、社会福祉援助技術概論・技術論ABで学ぶ、ソーシャルワークの基本的な知識を踏まえて、あるいはその知識を振り返りながら、テキストを読んでいくことになります。 したがって、レポート学習を進めていく上で留意が必要なことは、「ソーシャルワークとは何か」いう基礎的な知識を踏まえて、「学校(スクール)という場」で、より専門性の高いソーシャルワークをいかに実践するのかを考えていくことが本科目のねらいであるということです。つまり、本科目が「応用科目」であるということです。 スクーリングを受講するまでに、各自でテーマの内容を中心に、教科書を参照しておいて下さい。 教科書 第1章及び第3章 解 説 [第1章] ソーシャルワークは、人間の行動と社会システムに関する理論を利用して、人びとがその環境と相互に影響し合う接点に介入します。 スクールソーシャルワークは、子どもとその環境との相互作用に焦点をあて、その調整を通して子どもと環境の両方に働きかけます。 本章では、子どもとはどのような存在なのかを確認し、子どもたちが育つ時代と社会的な背景を理解し、子どもたちが直面している諸問題について考察します。 [第3章] この章では、スクールソーシャルワーカーが知っておくべき学校に関する知識について説明しています。これらはいずれもスクールソーシャルワーカーが学校現場で教職員と協働するために必要不可欠なものです。この章に記されている法令や制度は、教育基本法や学校教育法など、学校に関わる教育法規に依拠しています。これらの教育法規については教育六法を確認しておきましょう。 なお、教科書の各章末に「学習課題」がQとして設定してありますので、それらに応えられるように準備を進めましょう。 S科目を選択した場合 ◆スクーリングで学ぶポイント・・・ 20

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