テーマ1 心理学実験 その1 教科書 プリントを授業内で配布 解 説 実験1:ミューラー・リヤー錯視 人の錯視過程をミューラ・リヤー錯視図を用いて検討します。精神物理学的手法に基づいて、どのような条件で錯視量が増加(減少)するのかその錯視に影響する要因を調べ、その理由について考えます。実験は2名1組で行い、結果(錯視量)は予め配布する記録用紙に各自で記録します。 実験2:触2点弁別閾 身体の部位の近接した2点に同時に刺激を与えた時、2点が2点として弁別できる2点間隔の臨界値、ある刺激を基準にした時に、初めて違いに気がついたと分かるような刺激変化の値のことを触2点閾といいます。身体の場所や身体軸に対する方向の違いによってこの触2点閾に違いがみられるかを調べます。 ※実験方法の解説とデモンストレーションのみを行う場合があります。 テーマ2 心理学実験 その2 教科書 プリントを授業内で配布 解 説 実験3:系列学習法(直後再生・遅延再生) 有意味語と無意味語のリストを用いて、言語学習実験の代表的な3タイプのうち系列学習法(ある順序で呈示された無意味綴りをその順序どおり覚えさせる実験法)を実習し、系列位置効果(呈示された刺激がはじめの方にあるか、終わりの方にあるか等で学習し すさに差があること)について調べます。 実験4:鏡映描写 コーナーが多数ある幾何学図形の輪郭を、その鏡に映った像(鏡映像)だけを見ながら鉛筆などでたどる課題を鏡映描写といます。この課題を用いて、視覚と手の運動の新たな対応づけの学習である知覚運動学習やその学習の転移を検討します。 ※実験方法の解説とデモンストレーションのみを行う場合があります。 の作成を授業内では行わず、スクーリング終了後、提□課題とします。それを踏まえて、各実験結果は授業内で整理しておくことが大切となります。 【注 意】 本科目はSR科目です。RS科目とは学びの進め方が異なります。本科目では、スクーリングから学習を開始し、スクーリング後に提□課題を提□します。 レポート学習で学ぶ範囲 45
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