課題1 まず教科書の第1章第1項で紹介される精神医学と臨床心理学の違いに目を通し、治療と援助、診断とアセスメントの違いについて理解しまとめてください。さらに、臨床心理士の理念を理解する中で、「コラボレーション」や「エンパワーメント」の考え方がどのように援助職としてのより良いサービスにつながるかが明らかになると思います。「コラボレーション」とはどのような考え方を何を指すのか、また、「エンパワーメント」は、専門職が主導となる援助のどういった限界点を踏まえた上での考え方なのか、まとめてください。また、「コラボレーション」をする上で、「生物-心理-社会モデル」の各要因について、「誰が」「何をするのか」知っておくことが円滑な連携につながります。各次元について、この2つの観点からまとめてください。 課題2 臨床心理学では医師によって診断される精神障害だけでなく、様々な基準で異常と判定される心理的問題を援助の対象として扱います。課題2ではその多元的な規準を知り、臨床心理学が取り上げる問題の範囲を理解してください。その上で、第6章の精神障害からは「気分障害」について、どのような症状があらわれる病態なのかをまとめてください。また、第7章第1項を読み、エリクソンの生涯発達論では、「危機」とはどのような考え方を指すのかまとめてください。そして第8章の幼少期の障害から「注意欠陥/多動性障害」について、病状の特徴や障害から派生してくる問題について、簡潔にまとめ、説明してください。 [ポイント]教科書を基本として、他の文献などにもあたり、わかりやすく説明してください。 提出方法 本学所定のレポート用紙又はワープロ等で提出する。 提出回数 1 回 (第1回提出課題のみ) 次のステップ 第1回提出課題の合格によりスクーリングの受講資格が得られます。 ◆提出課題に取り組むために・・・ ◆提出の方法について・・・ 70
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