2025年度 学習ガイドブックⅡ
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【実務家教員 担当科目】 上記の他、社会福祉援助技術概論、社会福祉援助技術論A・B、そして社会福祉実習指導で用いる教科書を併せて活用しましょう。これらの科目を関連させることで学習内容がより深まります。 本科目の目的は、社会福祉援助技術概論、社会福祉援助技術論A・Bなどの科目で学ぶ社会福祉援助(ソーシャルワーク)の理論を、演習を通して実践に用いる技術として身につけることです。この演習で学ぶ援助技術はさらに社会福祉実習の課程でより実践的に学ぶことになります。 社会福祉援助技術演習は「Ⅰ」、「Ⅱ」、「事後」の三段階で構成されています。本科目「社会福祉援助技術演習Ⅰ」ではソーシャルワーク実践の基盤となる「自己覚知」や「価値観」、そして基礎的な面接技術について学びます。これらの学びを踏まえ、ソーシャルワークの過程で展開する技術として習得します。 本科目は3つのテーマからなり、テーマ1はレポート学習、テーマ2とテーマ3はスクーリング学習となります。テーマ1はテーマ2の事前学習として設定され、「自己覚知」や「価値観」などの課題を個人ワークの形式で学ぶ内容となっています。スクーリングではその学習をもとにロールプレイやグループワークの形式で体験的に学び、さらには、基礎的な面接技術やソーシャルワークの過程(テーマ3)にも取り組みます。 演習は、講義形式の科目以上に学習者の主体的な取り組みがなくては成り立ちません。また、社会福祉援助(ソーシャルワーク)の理論を技術として身体に覚え込ませる過程ですから、学習にあたっては身体を使い、感性や意欲を総動員して学びます。援助のための単なる技術ではなく、クライエントの人間としての尊厳を尊重し、人間らしい生活の維持と回復を支援する社会福祉の援助技術の基礎を学び取って欲しいと思います。 担当教員名 打保 由佳 RS 2(1)単位 社会 14010000 教科書 『ソーシャルワーク演習 ソーシャルワークの理論と実践をつなぐ』 〔編集〕中部学院大学通信教育部・株式会社みらい ISBN:978-4-86015-620-6 テーマ1 (第1回提出課題 課題1・2の作成に向けて) 社会福祉援助技術演習Ⅰ レポート学習で学ぶ範囲 ◆学習をすすめるために・・・ ◆科目の内容について・・・ ◆教科書・参考文献について・・・ 85

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