2025年度 学習ガイドブックⅡ
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目的:自分が、きよう今日の自分自身をどのようにとらえているかを考え、自分自身のとらえ方の傾向を理解する。 使用するワークシート:専用用紙D-1「今日の自己像(セルフ・イメージ)」(学習ガイドブックⅡ巻末) 手順:❶ 「私は…………………………」の形式で、「今日の自己像」を専用用紙D-1の(1)に20文で記入する。 ❷ ❶をふまえ、自分自身がどのような視点で自己をとらえる傾向にあるかを専用紙D-1の(2)に5文で記入する。 ※ 教科書の設問では「補足したいことがあれば」と明記してありますが、提出課題では、必ず解答するようにしてください。 【②について】 目的:課題1-①での作業をふまえ、これまでの人生で経験してきた各々の出来事が自己の価値観の形成にどのような意味を与えているのかを考える。 使用するワークシート:専用用紙D-2・3「人生曲線」(学習ガイドブックⅡ巻末) 手順:❶ 専用用紙D-2を使用し、「A」に自己の誕生から現在までの時間の流れに沿って、その時期の目安となる良かったと思う出来事は真ん中の直線の上にプラスの程度で位置づけ、良くなかったと思う出来事は、マイナスの程度に応じて記入する。 ❷ 記入した出来事を自分がどう経験したか、各々の出来事に伴う当時の気持ちや態度を短く記入する。 ❸ 各々の出来事を時系列に曲線でつなぎ、人生曲線を完成させる。 ❹ 専用用紙D-3 を使用し、「A」に❷で書き込んだ出来事や気持ち、態度を省略し、曲線のみを記入する。 ❺ ❶~❸をもとに、専用用紙D-3の「B」に、これまでに体験した出来事や他者の存在が現在の自分にどのように影響しているのか考察し、記入する。 ※専用用紙D-2はスクーリング時に持参し、提出課題では、専用用紙D-3を提出してください。(差し支えがなければ、専用用紙D-2を提出していただいても構いません)。 課題2 【①について】 目的:援助実践現場にかかわる人びとが持つ価値観の相違から生じるソーシャルワーカーとしてのジレンマを考え、ワーカーに求められる価値観について考察する。 使用するワークシート:専用用紙D-4(学習ガイドブックⅡ巻末) 手順:❶ 専用用紙D-4を使用し、教科書P63-64の事例をもとに、A次さんの父親、園長、上司のそれぞれの発言、行動を要約して(1)に記入する。 ❷ A次さんの父親、園長、上司のそれぞれの発言、行動は、どのような価値観にもとづいたものだろうか、考察して(2)に記入する。 ❸ ❷で記入した各登場人物の価値観をふまえ、あなたの価値観と同じ場合には(3)に同じ点、違う場合には(4)に違う点について、両方、あるいは、どちらか一方を記入する。 【②について】 目的:利用者の権利擁護と援助場面で優先しなければならない課題をふまえ、ソーシャルワーカーとしての倫理的ジレンマについて考える。 89

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