通信教育部における実習教育
実習期間・実習施設は、各自で設定できます
本学通信教育部の場合は、年間を通していつでも実習を行うことができます。各自の予定に合わせて実習期間を設定することが可能です。
実習先の確保を大学が全力サポート!
実習先の確保は、学生のみなさんが行います。大学では、東海・北陸・関西地区を中心とした実習先リストの提示や個別の相談により、実習先確保を全力でサポートします。
卒業生の声 K.Oさん(岐阜県在住/社会福祉協議会勤務)
- Q:印象に残っている学習はありますか。
- A:「社会福祉実習」や「社会福祉実習指導」が印象的でした。
- Q:実習は負担に感じましたか?
- A:確かに大変でしたが、言葉では表現できないほど、いろいろなことを学びました。私は特別養護老人ホームで実習をしましたが、施設で働く職員の方々の仕事ぶりを見て、福祉の領域の幅広さに改めて驚きました。本当に貴重な体験ができたと今では思っています。
社会福祉実習
社会福祉士の受験資格の取得には『社会福祉実習』の修得が必要です。『社会福祉実習』は、それまで学んだ知識や技術の習熟度を確認する場であり、現場での体験を通して社会福祉実践に対する総合理解を深めるところです。実習先は社会福祉関係施設や社会福祉協議会等で行い、その期間は、【1施設型】【2施設型】の2タイプから学生の都合に合わせて選択できます。
(期間は実習先との調整を図った上で決定します。)
社会福祉実習のポイント
- 現場体験を通して相互理解を深める。
- 実習期間は都合にあわせてタイプを選択できる。
こんな学び方
- 『社会福祉実習』の期間は、法律により180時間(日数にして約4週間)と定められています。
- 『社会福祉実習』の実習先は学生の申請施設(法律上の要件施設に限る)の場合は、居住地域の近くで実習が可能です。また、学生の申請施設がない場合は、本学が紹介します。
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『社会福祉実習』は3年次~4年次の間に実施しますが、具体的な実施時期については、下記の2方法が用意されています。
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1施設型
約4週間の実習を1つの施設で実施する方法
- 3年次または4年次 4週間(180時間)
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2施設型
約4週間の実習を2つの施設で分割して実施する方法
- 3年次(4年次) 3週間(135時間)
- 4年次 1週間(45時間)
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1施設型
約4週間の実習を1つの施設で実施する方法
精神保健福祉援助実習
精神保健福祉士の受験資格の取得には『精神保健福祉援助実習』の修得が必要です。『精神保健福祉援助実習』は、それまで学んだ知識や技術の習熟度を確認する場であり、現場での体験を通して精神保健福祉実践に対する総合理解を深めるところです。実習先は精神科病院等の「医療機関」と精神保健福祉センター等の「施設等」の種別の異なる2つの実習先で行い、その期間は学生の都合に合わせて設定できます。
(期間は実習先との調整を図った上で決定します。)
- 医療機関で90時間以上、施設等で120時間以上の実習期間が必要です。
- 「社会福祉実習」の履修者は、施設実習を120時間から60時間に短縮可能です。
精神保健福祉援助実習のポイント
- 現場体験を通して相互理解を深める。
- 実習先は、「医療機関」と「施設等」の両方が必要
こんな学び方
- 『精神保健福祉援助実習』の期間は、法律により210時間(日数にして約28日間)と定められています。
- 『精神保健福祉援助実習』の実習先は学生の申請施設(法律上の要件施設に限る)の場合は、居住地域の近くで実習が可能です。また、学生の申請施設がない場合は、本学が紹介しますが、中部地区の各県で1~2の紹介施設に限られます。