精神保健福祉士受験資格
本学通信教育部では、精神保健福祉士の受験資格が最短で取得できるようにカリキュラムを編成しています。
このため精神保健福祉士受験資格に必要な科目及び単位数は、卒業に必要な最低単位数124単位の中に含まれています。
卒業要件の範囲で精神保健福祉士資格が取得可能
「国家試験対策通信講座」で資格取得をサポート
「精神保健福祉士」資格は、受験資格を取得した後に「精神保健福祉士国家試験」を受験し、合格することで取得できる資格です。
したがって、目標の達成には体系的な学習とともに国家試験合格に向けての対策を行う必要があります。
本学では合格率全国1位※等の合格実績を基盤とした『国家試験対策通信講座』を実施し、国家試験の合格に向けてのスキルアップはもちろん様々な角度からバックアップします。
※2022年度精神保健福祉士合格率91.7%(新卒)、全国の通信制大学にて合格率1位を達成。
受験資格取得に必要な科目の一覧
区分 | 必修科目(卒業要件単位に算入可) | 選択必修科目(卒業要件単位に算入可) | ||||
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基礎教育系Ⅱ | 科目名 | 履修形態 | 単位数 | 科目名 | 履修形態 | 単位数 |
心理学 | RRT | 4 | ||||
RS | 4(2) | |||||
社会理論と社会システム | RT | 2 | ||||
S | 2(2) | |||||
医学知識 | RT | 2 | ||||
専門教育系 | 科目名 | 履修形態 | 単位数 | 科目名 | 履修形態 | 単位数 |
社会福祉概論 | RS | 4(2) | 障害者福祉論 | RT | 2 | |
社会保障論 | RS/RBPT | 4(2) | S | 2(2) | ||
地域福祉論 | RS/RBPT | 4(2) | ソーシャルワークの基盤と専門職 | RT | 2 | |
ソーシャルワークの理論と方法 | RRT | 4 | ||||
社会福祉調査の基礎 | RT | 2 | ||||
権利擁護と成年後見制度 | RT | 2 | ||||
刑事司法と福祉 | RT | 2 | ||||
精神保健福祉の理論と方法(専門) | RRT | 4 | ||||
精神医学 | RRT | 4 | ||||
精神保健学 | RRT | 4 | ||||
精神障害リハビリテーション論 | RT | 2 | ||||
精神保健福祉の原理 | RS | 4(2) | ||||
精神保健福祉制度論 | RT | 2 | ||||
ソーシャルワーク演習 | S | 1(1) | ||||
精神保健福祉演習Ⅰ | RS | 2(1) | ||||
精神保健福祉演習Ⅱ | S | 1(1) | ||||
精神保健福祉実習指導 | RSJ | 2(2) | ||||
精神保健福祉実習 | J | 4 |
- ※ 【履修形態】 R:レポート学習、S:スクーリング学習、T:科目修了試験、BPT:放送授業+科目修了試験
【単位数】:( )内の数字はスクーリング単位数
精神保健福祉実習
精神保健福祉士の受験資格の取得には『精神保健福祉実習』科目の単位修得が必要です。『精神保健福祉実習』は、それまで学んだ知識や技術の習熟度を確認する場であり、現場での体験を通して精神保健福祉実践に対する総合理解を深めるところです。実習先は精神科病院等の「医療機関」と、精神保健福祉センター等の「障害福祉サービス事業を行う施設等」といった種別の異なる2つの施設で行います。
※医療機関で92時間以上、障害福祉サービス事業を行う施設等で123時間以上の実習期間が必要です。
※「ソーシャルワーク実習」の履修者は、施設実習を123時間から62時間に短縮可能です。
『精神保健福祉実習』の実習先について、本学からの紹介のサポートは中部地区が中心となります。中部地区以外にお住まいの方については、本学からのサポートを受けながらお住まいの居住地域にて実習先を検討します。(ただし法律上の要件を満たす施設に限ります。)
こんな学び方
精神保健福祉士~活動の分野と仕事の内容~
精神障がい者が社会復帰・社会参加をめざす際に、専門的な知識と技術を持って具体的な援助活動を行うのが精神保健福祉士です。また当事者だけでなく、その家族への適切なアドバイスを行うことも重要な役割です。具体的な活動拠点として、精神病院、診療所、保健所、精神保健福祉センターや社会復帰施設などが挙げられ、幅広い分野での活躍が期待されています。
精神保健福祉士を取得するには 受験資格を取得後に、国家試験を受験し合格することが必要です。社会福祉士の試験科目と重複する科目もあるため、科目の履修によっては、社会福祉士と精神保健福祉士の2つの受験資格を取得することも可能です。