社会福祉士受験資格

社会福祉士受験資格

本学通信教育部では、社会福祉士の受験資格が取得できるようにカリキュラムを編成しています。
したがって社会福祉士受験資格に必要な科目及び単位数は、卒業に必要な最低単位数124単位の範囲内に含まれています。

社会福祉士受験資格

まとめ

卒業要件の範囲で資格が取得可能
「国家試験対策通信講座」で資格取得をサポート

「社会福祉士」資格は、受験資格を取得した後に「社会福祉士国家試験」を受験し、合格することで取得できる資格です。
したがって、目標の達成には体系的な学習とともに国家試験合格に向けての対策を講ずる必要があります。
本学では通学課程で培ってきた『社会福祉士受験対策講座』を通信教育部でも実施し、国家試験の合格に向けて様々な角度からバックアップします。
『国家試験対策通信講座』では国家試験の出題傾向の分析や要点整理を行い、合格に向けてのスキルアップを図ります。

受験資格取得に必要な科目の一覧

受験資格取得に必要な科目
卒業必修科目 選択科目:卒業要件単位に算入される
社会福祉概論〔4(2)〕
社会保障論〔4(2)〕
公的扶助論〔2〕
地域福祉論〔4(2)〕

【受験資格必修科目】
心理学〔4〕or〔4(2)〕、社会理論と社会システム〔2〕or〔2(2)〕、医学知識〔2〕
(3科目のうち、1科目以上)

高齢者福祉論〔2〕or〔2(2)〕
介護概論〔2〕
障害福祉制度論〔2〕or〔2(2)〕
児童福祉制度論〔2〕or〔2(2)〕
社会福祉援助技術概論〔4(2)〕
社会福祉援助技術論A〔4〕
社会福祉援助技術論B〔4(2)〕
医療福祉論〔2〕
社会調査〔2〕
福祉行財政と福祉計画〔2〕
福祉運営管理論〔2〕

権利擁護と成年後見制度〔2〕、就労支援〔1〕、更生保護制度〔1〕
(3科目のうち、1科目以上)

社会福祉援助技術演習Ⅰ〔2(1)〕
社会福祉援助技術演習Ⅱ〔2(1)〕
社会福祉援助技術演習(事後)〔1(1)〕
社会福祉実習〔4〕
社会福祉実習指導〔2(2)〕

社会福祉実習

社会福祉実習

受験資格の取得には『社会福祉実習』の修得が必要です。『社会福祉実習』は、それまで学んだ知識や技術の習熟度を確認する場であり、現場での体験を通して社会福祉実践に対する総合理解を深めるところです。実習先は社会福祉関係施設や社会福祉協議会等で行い、その期間は、【1施設型】【2施設型】の2タイプから学生の都合に合わせて選択できます。
(期間は実習先との調整を図った上で決定します。)

まとめ

現場体験を通して相互理解を深める。
実習期間は都合にあわせてタイプを選択できる。

こんな学び方

  • 『社会福祉実習』の期間は、法律により180時間(日数にして約4週間)と定められています。
  • 『社会福祉実習』の実習先は学生の申請施設(法律上の要件施設に限る)の場合は、居住地域の近くで実習が可能です。また、学生の申請施設がない場合は、本学が紹介します。
  • 『社会福祉実習』は3年次~4年次の間に実施しますが、具体的な実施時期については、下記の2方法が用意されています。
    • 1施設型 約4週間の実習を1つの施設で実施する方法
      • 3年次または4年次 4週間(24日)
    • 2施設型 約4週間の実習を2つの施設で分割して実施する方法
      • 3年次 3週間(18日)
      • 4年次 1週間(6日)

社会福祉士~活動の分野と仕事の内容~

社会福祉士とは総合的な福祉に関する相談援助を行う専門職。
「社会福祉士及び介護福祉士法」に基づく国家資格であり、専門的知識及び技術をもって、身体上もしくは精神上の障害があること又は環境上の理由により日常生活を営むのに支障がある者の福祉に関する相談に応じ、助言その他の援助を行います。

社会福祉士~活動の分野と仕事の内容~

社会福祉士~活動の分野と仕事の内容~

福祉の仕事の範囲は広く、社会福祉施設、行政機関及び医療関係などの福祉専門職、さらに急速に発展するシルバーサービス産業の担い手までと多方面にわたります。
ここに紹介した「相談・援助の仕事」は、そのほんの一例です。
少子高齢化の現代、介護保険制度の導入など新しい社会福祉の枠組みのもとで、今後、社会福祉士の活躍のステージは、ますます広がり、福祉スペシャリストの必要性が高まります。